電車事業への取り組み ‐ バリアフリー化の推進
- 路面電車からLRTへ
- バリアフリー化の推進
- 交通結節点の改善
- 沿線の皆様とともに
2006年12月に施行された「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」(通称「バリアフリー新法」)に基づき、お年寄りや体の不自由なお客様などが容易に移動できるよう、車両や設備の改良を進めています。
電停からノンステップで乗り降りできる超低床車両を平成20年3月までに22編成導入し、お年寄りや車いすのお客様、ベビーカーを連れたお客様にとって乗降にかかる負担を軽減しています。
1999年から2002年にかけて、「5000形グリーンムーバー」をドイツから計12編成導入しました。この超低床車両が多くの利用者に好評を得ることとなり、社会的に見ても公共交通機関の「都市の装置」として、バリアフリー化の進む都市づくりに欠かせない重要な役割を担うことになりました。
また、2005年には国産初の完全超低床車両「5100形グリーンムーバーマックス」を導入し、平成20年3月までに10編成が運行を開始しています。

グリーンムーバーマックス

グリーンムーバーマックス乗降風景
超低床車両グリーンムーバー、グリーンムーバーマックスの車掌台付近に車いすスペースを設け、車いすのお客様やベビーカーを連れたお客様の車内での快適性を向上させています。
在来車には入口と出口の段差に補助ステップを設置し、お年寄りや小さなお子様でも乗り降りしやすいように工夫しています。

車いすスペース

補助ステップ
電停の通路幅を1.5m以上に拡幅したり、スロープ勾配を5.0%以下と緩やかにするなど、車いすのお客様でも安全に電停内を移動できるようにしています。同時に電停のマウンドアップを行い、超低床車両の床面の高さにホーム高をあわせ、乗降の際の負担を低減させています。
あわせて視覚障害者誘導ブロックの設置やスロープの手すりに点字シートを掲示したりと、目の不自由なお客様にも電停を安心してご利用いただけるよう配慮しています。
今後も道路管理者と協議を重ね、バリアフリー対応電停の拡充を図っていきます。
| 路線名 | 電停名 |
|---|---|
| 本線 | 紙屋町東、紙屋町西、十日市町、原爆ドーム前、広電西広島 |
| 宇品線 | 市役所前、鷹野橋、海岸通、元宇品口、広島港 |
| 横川線 | 十日市町、寺町、別院前、横川一丁目、横川駅 |

原爆ドーム前電停

点字プレート
2006年1月より、第1種身体障害者および12歳未満の第2種身体障害者が介護者同伴でご乗車される場合は、介護者の運賃を2人まで無料としました。あわせて、大人または小児が幼児を連れてご乗車される場合は幼児の運賃を3人まで無料としました。
このような制度改正を実施し、施設面のみならずソフト面でのバリアフリー化も実現しています。